
声を使う芸術家・声にかかわる指導者の方へ
声を酷使する芸術家にとって、声やのどの障害は職業生命にかかわる問題です。しかし、パフォーマンス技術を磨く稽古のなかでは「そもそも声はどんな仕組みで出せるのか」、「おこりやすい障害とその原因」、「基本的なケア方法」ということを知る機会はなかなかありません。不調によってパフォーマンスに支障が出てはじめてその必要性に気がつくということもあるでしょう。
そこで、商売道具である「声」にあらためて着目し、芸術家の声の障害の治療経験豊富な医師や、発声発語の訓練のプロである言語聴覚士の先生方から、のどの酷使や発声方法によっておこる障害例や予防法、いざというときの適切な治療法などについてうかがいます。
日時
2010年7月17日(土)13:30-16:30 会場
成城ホール集会室 (東京都世田谷区成城6-2-1) [小田急線 成城学園前駅より徒歩4分]
対象
声を使う芸術家(俳優・声楽家・歌手・邦楽家など)声にかかわる指導者(トレーナー・治療師など)
プログラム・講師
●第1部: 芸術家の声の障害~メカニズムと治療法~
■講師:新美成二先生(国際医療福祉大学教授、東京大学医学部名誉教授)
【profile】1966年東大医学部卒、医学博士。東大病院耳鼻咽喉科医局長を経て、東大医学部音声言語医学研究施設において音声生成の生理の研究を開始。1974年より米国エール大学、ハスキンス研究所研究員。1984年東京大学医学部音声言語医学部助教授、1988年同教授。2001年定年退官後現職。主な研究分野は音声生成の生理、歌唱の生理学的研究など。国際音声言語医学会理事、日本音声言語医学会顧問など学会活動を行う傍ら、東京ボイスセンターで音声障害の治療を行っている。
●第2部: 声の障害の予防法とリハビリ
■講師:生井友紀子先生(横浜市立大学附属病院 耳鼻咽喉科 言語聴覚士)
【profile】 2003年北里大学医療衛生学部卒業、言語聴覚士国家資格取得。2005年から横浜市立大学附属病院耳鼻咽喉科勤務。同耳鼻科では週1回「音声嚥下外来」があり、音声治療に取り組む言語聴覚士が全国的に少ない中、専門医達とともに音声治療を行っている。言語聴覚士は1997年に国家資格になり、現在約1万5千人以上の有資格者がいる。業務は音声機能、言語機能、聴覚などのコミュニケーション機能の障害、および摂食・嚥下障害に対する検査・評価・訓練・指導など、幅広い分野に渡っている。
受講料
一般料金 | 芸術家のくすり箱会員料金* |
5,500円 | 3,800円 |
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