芸術家のくすり箱は、ダンサー・音楽家・俳優・スタッフの「ヘルスケア」をサポートし、芸術家と医師・治療師・トレーナーをつなぐNPOです。
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楠原竜也さん(コンテンポラリーダンサー)

● プロフィール/復帰までの経過

振付家・ダンサー。玉川大学文学部芸術学科演劇専攻卒業。在学中にロンドン・ラバンセンターに留学。2002年「APE」を結成・主宰。『多くの方にHAPPYを届ける』をテーマに、国籍・年齢・性別を問わず、多くの人々に楽しんでもらえる作品を創作、国内外で公演を行う。2005年よりテレーサ・ルドヴィコ(イタリア)演出『雪の女王』、『にんぎょひめ』、『旅とあいつとお姫さま』(平成23年度児童福祉文化賞受賞作品)に出演し、俳優としても活動する。近年、幼児から一般の方へのワークショップや、学校等へのアウトリーチも積極的に取り組み、表現活動と教育活動を同時に実現することを目指している。法政大学キャリアデザイン学部非常勤講師。2008年、文化庁新進芸術家海外留学研修員として半年間イタリアにて研修。財団法人地域創造「公共ホール現代ダンス活性化支援事業」登録アーティスト。(2012.11現在)

【症状と経過】 腰椎椎間板症・脊柱管狭窄症
 2011年9月より違和感を感じ、11月に整形外科を受診し、「椎間板ヘルニア」と診断、「動かないように」と指示される。痛み止め処方と牽引治療するも2週間たっても変わらず、治療中断(自己判断)。以降、鍼灸治療にて、痛みの緩和処置を行いながらワークショップ等の指導を続けるが、公演に出るような動きは激痛でできない状況。2012年3月、ヘルスケア助成に応募、4月よりプログラム開始。

【助成プログラム内容】 
 ・病院診察、リハビリ(手術せず保存療法・運動療法を行う診断)
 ・PNF施術
 ・ジャイロキネシス、ジャイロトニックセッション
 ・定期体力測定
 ・芸術家のくすり箱セミナー受講
  - ダンス指導者なら知っておきたいカラダの仕組み
  - ヘルスケアセミナー(健康診断)
  - ヘルスケアセミナー(食事栄養個別相談)
  - ヘルスケアセミナー(歯科個別相談)
  - ヘルスケアセミナー(いざというときの応急処置)
  - ヘルスケアセミナー(メンタルトレーニング)


【舞台復帰】
 プログラムの目標としていた2012年9月の長期公演「旅とあいつとお姫さま」のストーリーの鍵となる「あいつ」役で見事復帰。機敏な動きや、共演者を担ぎ上げるハードな場面が続く役どころだが、自らコンディションを整えながら長期の舞台をつとめ上げた。ダンサーらしい俊敏さと存在感が光る演技で、ファンタジックな芝居の世界観を作り上げることに、おおいに貢献した。

(舞台写真:「旅とあいつとお姫さま」撮影:久塚真央、提供:NPO法人劇場創造ネットワーク/座・高円寺)




● 楠原竜也さんインタビュー

—-ヘルスケア助成を受けて、初めて知ったこと、感じたことはありますか?

各機関の諸先生方からの御指導により、自分の状態がわかり、治療中だけでなく今後どのように自分の身体と向き合い、調整を行なっていくべきかということを知りました。 なかでも、体幹を鍛えることの大事さを何よりも学ぶことができました。 まずは、PNFにより、静的な動きから身体のバランスを意識しました。その後、私自身の場合、特にジャイロキネシスで行なったように、なめらかに動きながら柔軟性を高め、動きの幅を広げていくことが、身体の負担を減らし、パフォーマンスをあげられると知りました。

—-ヘルスケア助成の内容について、特にプラスと思う点ととマイナスに思う点あるいは疑問に思う点を教えて下さい。

<プラスに思う点>
ダンサーとしてどんな治療方法がいいのかわからない状況でしたが、ヘルスケア助成のおかげで、多額の費用補助のみならず、表現活動を行う者にとって必要なさまざまなことを学ぶことができました。基本的なことではありますが、自分の身体に気づく、向き合うという初歩的なことを、今まで以上に真剣にとらえるようになりました。

<マイナスあるいは疑問に思う点>
椎間板ヘルニアの症状は、完治が難しいので、助成期間がもう少し長く、継続的に受けられるとさらに嬉しいと思いました。でも、今回だけでも十分贅沢で貴重なものなので、マイナスなところなんてありません。

—-ヘルスケア助成終了後も、助成を受けて行っていたトレーニングを続けられますか?

私の身体の硬さや動きの癖を修正していくためには、ジャイロキネシスで行ったように動きながら柔軟性を高め、動きの幅を広げていく必要があると知りましたので、トレーニングを続けようと思います。

—-ヘルスケア助成は、楠原さんの芸術活動において、どんな経験となりましたか?

30代中盤になり身体が少しずつ変化していく年齢で大けがをしてしまい、今後舞台活動ができないのではと不安にかられていました。しかし、今回ヘルスケア助成を受けることができ、各機関の諸先生方からの御指導により、今一度自分の身体に向き合い、どのようにしたら身体に必要以上の負荷をかけないで動いていくのかを学ぶことができました。今まで自己流でトレーニングをしてきた私にとっては非常に大きな出会いとなりました。

—-今後の目標と抱負を聞かせてください。

ヘルスケア助成で身につけたことを今後も継続して行い、何歳になっても舞台活動を続けていけるように、自分の身体と向き合い、上手に付き合っていきたいと思います。また、自分のように自己流でトレーニングをしてきている若い人たちは数多くいると思いますので、自分の身体にきちんと向き合うことの大切さも伝えていきたいと考えています。

[2012.10]


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