![]() |
![]() |
6歳より、川口ゆり子バレエスクールにてバレエを始める。在学時より、バレエ・シャンブルウェストの公演に出演。平成17年4月の卒業公演では「眠れる森の美女」の主役、オーロラ姫を踊り、卒業と同時にバレエ・シャンブルウェストの正団員となる。入団後は、「ジゼル」の準主役ミルタに抜擢され、好評を博すなど、新鋭の若手ダンサーとして注目されている。
2007年12月、公演中に左脚のスネを骨折。入院、手術を経て2008年3月より芸術家のくすり箱ヘルスケア助成を受ける。治療・リハビリに加え、ダンサーとして必要な身体機能回復と向上、怪我再発予防に向けたコンディショニングに励み、同12月のクリスマス公演で本格復帰を果たす。 翌2009年「くるみ割り人形」で主役デビュー。2010年清里フィールドバレエ「白鳥の湖」のオデットを踊る。

● 山田美友さんインタビュー
—-ヘルスケア助成の内容でよかったと思う点と大変だった点を教えて下さい。
バレエに復帰するためのトレーニングはすべてとても費用高いので、今まで受けることができなかったのですが、それを受けることができてよかったです。復帰へ向けての間違った考え方、やり方などを指導して頂き、自分の知らなかったことをいろいろ知ることが出来たことはとてもプラスになりました。私の場合は、どこに行くのも遠かったため、レッスンやリハーサルと、ヘルスケア助成のプログラムとの両立が大変な時もありました。
—-ヘルスケア助成終了後も、トレーニングを続けられますか?
今後もピラティスをできれば少しでも続けたいと思います。踊っている最中のブレなどが少なく、とても身体を動かしやすくなったので。
—-ヘルスケア助成は、山田さんの芸術活動において、どんな経験となりましたか?
自分の視野が広がり、人生においてとても良い経験になりました。たくさんの人のおかげでこのヘルスケア助成が成り立っていて、自分が助けられたことに感謝しています。トレーニングを受けて、考え方や、やり方、感覚もすごく変わりました。ヘルスケア助成のおかげで、ケガしたことがタイムロスではなく、バレエ人生においてのターニングポイントになったと思います。きっと前より良い踊りができると確信しています。
—-今後の目標と抱負をお聞かせください。
まずケガをしない!!そして主役で踊る!!私が踊ることで、夢や幸せを与えて、それが今まで助けていただいた皆様への一番の恩返しになるように…。
[2008.10]
★舞台復帰から約1年後、2009年12月バレエシャンブルウエスト公演「くるみ割り人形」で初めての主役に抜擢され、コメントを寄せてくれました。
「子供の時に『くるみ割り人形』をみたのがきっかけでバレエを始めました。まさにその『くるみ割り人形』で初めての主役を躍らせてもらえるのはとてもうれしいです。あのときの憧れや幸せな気持ちを見てくださる方にも感じてもらえるように、精いっぱい頑張ります」
山田美友さんの現在の活動はこちら>>> バレエ シャンブルウエスト |