芸術家のくすり箱は、ダンサー・音楽家・俳優・スタッフの「ヘルスケア」をサポートし、芸術家と医師・治療師・トレーナーをつなぐNPOです。
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私流ヘルスケア:東野祥子さん(振付家・ダンサー(BABY−Q主宰))

踊れる、表現できる原点は、自分の中身を感じられるカラダづくり

活躍するアーティストの元気の源を探るインタビューシリーズ第8弾は、多ジャンルのアーティストとの一体感あるコラボレーションを繰り広げ、コンテンポラリーダンスの魅力を広げている東野祥子さんの登場です。アーティストとしての才能をおしげもなく発揮し続けるその秘訣をうかがいます。

『EG』より【撮影:Banri】

—-踊るためのカラダはどのようにトレーニングしているのでしょうか?
「自分にとっての一番のメンテナンスは、クラスで教えることですね。ストレッチ、バーレッスン、振付など、見本として全部一緒に動いて教えるので、気が抜けません。動きもきちんと通るべきところを通る。基本の練習を一緒にやることになるので、自分の稽古になるんです。
 ダンサーを教えるときは、『丹田(おへその下の内部)に力を入れてまっすぐ立つ』ことから始めて、『床を踏んでバネを使って』、『空気をカラダで感じて』『力を抜いて』ということをよく言っています。形は後からついてくるのでどうでもいいんです。まず自分の中身を感じるという基本ができると踊り方はよくなってきます。
 それから、『そのクセを使うな』とよく言います。クセはどうしても出ちゃうんですよね。でも、クセに気づくことは、違う動きを探すことにつながるのでとっても大事。特に即興の場合は、同じカタチでしか表現できないと、どう思っていようが、結局同じことしか言えてないじゃないですか。それは、損ですよね。思っているように思いっきり動ける、そしてそれが”ダンス”というからには、美しいものである、たとえ醜いカタチをしたときでも何かが違うと思わせるために、基本ができているカラダでないとダメなんです。
 私自身は、疲れているときもストレッチをしたらほぐれてしまうというくらい、筋肉も、関節も柔らかいらしく、整体やマッサージを必要としたことがないカラダなんですね。でも、それも間違った使い方をしていないからかな、と。自分で言うのもなんですが(笑)。動きとしては、ヘンなカタチになりたいってのはありますから無茶はしますよ(笑)。だからこそ、基本が大事!基本ができてなくて無茶したら、それはカラダを壊しますよ。単にカラダが利くっていうのと、踊れるっていうのは違うことだと思ってます」

—-普段、コンディショニングとして実践していることはありますか?
「リラックスする時間を大事にします。本を読んだり、お料理したり、ベランダで植物の植え替えをしたり、公園でボーっとしたり。ちょっと気分変えたいと思ったときに、アロマをサッと振ってラクになるなんてこともしています。  『緑と空と猫』という空間が最高に気持ちがよくて、時間がある朝は、ベランダで朝ごはんをしっかり食べます。猫のピナコは、家に帰ると玄関に迎えにきてくれて、トイレでもどこでもついて来て、本当に癒してくれるんですよ。なくてはならない存在です。  食事では加工食品は極力避けて、野菜をしっかり食べるようにしています。もともと野菜は好きでパスタを作っても野菜が10種類くらい入っていたり(笑)。外食は信用できる友達のお店が何件かあるので、そこでするようにしています。『栄養管理するから!』といってくれる友達もいて、アホエン(にんにくエキス入りのオリーブオイル)を作って持ち帰らせてくれるんです。これを料理に使うとパワーがでます。」

大好きなピナ・バウシュから名前をとった”ピナコ”

緑豊かなベランダでシッカリ朝ごはん!

—-他ジャンルとのコラボでは、個性ある人達をまとめるのが大変だと思いますが、そのエネルギー源はどこにあるのでしょう?
「愛情ですね!観てくれる人はもちろんですが、ダンサーだったり、他のアーティストだったりが、私に対して時間を割いて愛情を向けてくれているんですよね。それぞれ自分のやりたいことではあるのかもしれないけれど、私の世界観を愛して集まってきてくれている。それがエネルギーになって私ひとりではできないことを”えーーぃっ”とパワーを出せるんだと思います。”愛していること、愛されていること”。言葉でいうとクサイですけど、生きるエネルギーって、そこが基本だと思うんです。もちろんストレスもありますけど、結局ダンスをすれば解消しちゃいます。やりたいことは、やれているって思えるからかな(笑)!」 

東野祥子(ひがしの・ようこ)振付家・ダンサー(BABY−Q主宰)。00年BABY-Qを結成。身体を軸にダンスを織り成すさまざまな要素をコラージュし、強烈な世界観を提示する。国内はもとより海外のダンスシーンからも高く評価される振付家・ダンサーとして活躍。ソロ活動として、数多くのミュージシャンとのセッションを行い、時に「煙巻ヨーコ」名義でクラブやギャラリーなどに出没。何処にも属さないアヴァンギャルドボディ!で踊り続ける。
【主な受賞歴】
04年 TOYOTA CHOREOGRAPHY AWARD 2004【次代を担う振付家賞】
05年 横浜ソロ×デュオ<Competition>+【未来へ羽ばたく横浜賞】
06年 オン★ステージ新聞社【ベスト新人振付家賞】

制作:NPO法人芸術家のくすり箱 
[雑誌 『dance dance dance(DDD)』(フラックスパブリッシング発行)2008年11月掲載記事を転載しています。]

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